18冊目 とかげ 吉本ばなな
2018年12月25日 読書好きな作家の本でも、なんとなくタイトルや内容紹介で敬遠してしまう本はいくつかある。
読みたい本が全部読み終わっても、なぜかずっと手にしていない本たち。
それを掘り起こそうと最近思い立ち、ようやく読むことになったのが「とかげ」。
嫌だったわけではないんだけど吉本ばなな作品の中でどうも食指が動かなかった。
一人で日帰り温泉旅行に行きながら読んだ。
暖房が効いた電車の中で。
お風呂から出たぽかぽかの身体で畳に寝転がりながら。
やはり吉本ばななは、私の人生に必要な時必要な本を読むよう、不思議なエネルギーでもってコントロールしているんだろう。
気味が悪いほど、そうだ。
スウィート・ヒアアフターもそう。
ハゴロモもそう。
王国もそうだったし、ハチ公の最期の恋人もそうだった。
私の人生の必要な時にしか現れてくれない。
でも必要な時にはちゃんと必要な本を届けてくれる。
スピリチュアル的なものを感じずにはいられない。
自分が干からびそうになっている時、
自分が起き上がれなくなっている時、
自分がもうどうしようもなく死んでしまった時、
それでも、吉本ばなながきっとその時にふさわしい本をくれるんだろう。
読みたい本が全部読み終わっても、なぜかずっと手にしていない本たち。
それを掘り起こそうと最近思い立ち、ようやく読むことになったのが「とかげ」。
嫌だったわけではないんだけど吉本ばなな作品の中でどうも食指が動かなかった。
一人で日帰り温泉旅行に行きながら読んだ。
暖房が効いた電車の中で。
お風呂から出たぽかぽかの身体で畳に寝転がりながら。
やはり吉本ばななは、私の人生に必要な時必要な本を読むよう、不思議なエネルギーでもってコントロールしているんだろう。
気味が悪いほど、そうだ。
スウィート・ヒアアフターもそう。
ハゴロモもそう。
王国もそうだったし、ハチ公の最期の恋人もそうだった。
私の人生の必要な時にしか現れてくれない。
でも必要な時にはちゃんと必要な本を届けてくれる。
スピリチュアル的なものを感じずにはいられない。
自分が干からびそうになっている時、
自分が起き上がれなくなっている時、
自分がもうどうしようもなく死んでしまった時、
それでも、吉本ばなながきっとその時にふさわしい本をくれるんだろう。
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